自動車輸送、トラック輸送、物流業界のリーダーであるSchneiderは、Digital.aiを活用してITプロセスを改善し、ビジネスに価値を提供することで大きな進歩を遂げました。米ウィスコンシン州Green Bayに拠点を置き19,600人の従業員を擁するSchneiderは、新しい輸送ガイドラインに準拠するためにビジネスをデジタル化するという課題に直面していました。同社は、アプリケーションのテスト、リリース、デプロイにおけるボトルネックにより、顧客への新機能の提供に遅れを生じさせていました。

このソリューションはDigital.aiのValue Stream Platformの形で提供され、これによりSchneiderはオンプレミスとクラウドの両方の全ての環境でアプリケーションのリリースを標準化および自動化できるようになりました。チーム間の引き継ぎの必要がなくなり、共通の開発ワークフローが自動化され、切望されていたプロセスの可視性が提供されました。Schneider社のリリースマネージャーであるAmanda Heintz氏によると、Digital.aiプラットフォームは柔軟性に優れ、大規模なオンボーディングや時間のかかる承認を必要とせずにITプロセスを自動化できるようになった、とのことです。

Schneiderの技術チームは、大規模で革新的な企業の多くのチームと同様に、スタッフを増員したりアウトソーシングしたりすることなく、より迅速にソフトウェアを開発してリリースするというプレッシャーにさらされていました。彼らは、より頻繁に段階的な改善を推進するためにアジャイル開発手法を採用しました。しかし、リリースプロセスで多数の引き継ぎがあったため、依然として遅延が発生していました。根本原因の分析により、これらの引き継ぎが時間の無駄の大きな原因であり、アプリケーションの構築とリリースにおいて非公式で文書化されていない知識に依存していることが明らかになりました。

Digital.ai Value Stream PlatformはSchneiderの信頼できる唯一の情報源となり、標準化された手順とアクティブなタスクのリアルタイムのステータス更新を提供します。また、継続的な改善のための履歴情報も提供されました。このプラットフォームの一元化された可視性とワンクリックダッシュボードにより、Schneiderはリリースタスクの自動化を追跡し、時間の経過に伴うプロセス自動化の増加を測定することができました。

Digital.aiのソリューションを導入する利点は明らかでした。

• アプリケーションデプロイのセットアップが従来のツールと比較して5倍高速に
• 現在30を超えるアジャイルチームが反復可能なリリースおよびデプロイメントパイプラインを使用
• アプリケーションのデプロイメントの実行が以前のツールよりも10倍高速に

Schneider社のアジャイルチームは、何千もの運送業者をサポートするモバイルアプリケーションなどの新しい取り組みでDigital.aiを活用し、アプリケーションをより迅速かつ高品質で提供できるようになりました。同社は時間を節約しプロセスを合理化するための変更を特定して実装し続け、定期的な情報共有セッションを通じてDevOps文化を推進しています。

オペレーショナルエクセレンスディレクターのJustin Sachs氏は、35,000以上の通信事業者にサービスを提供するデジタルマーケットプレースの成功には、継続的なソフトウェアデリバリーが重要だと説明してくれました。Digital.ai ReleaseとDigital.ai DeployによってMicrosoft Azureインフラストラクチャーが自動化されているため、Schneiderはイノベーションを起こし、ビジネスに真の価値を提供できるようになりました。

出典：Digital.ai