導入事例:Ullink

Ullink、Digital.aiで月4,000件以上のデプロイをノーエラーで実現

マルチアセット取引テクノロジーとインフラストラクチャーの世界的なプロバイダーであるUllinkは、ソフトウェアデリバリープロセスにおいて重大な課題に直面していました。顧客ベースは障害を一切許容しなかったので、毎月1~2件発生していた生産エラーを排除するというプレッシャーがかかっていました。同社の手動デプロイプロセスは人的ミスが発生しやすいだけでなく、ニーズの増大に伴い既に毎月1,000件の変更をデプロイしていたため、スケーラビリティーにも限界がありました。

解決策を求めてUllinkはさまざまなツールを検討しましたが、パリで開催されたDevOpsコンベンションでDigital.ai Deployに出会いました。このデモンストレーションでは、デプロイ自動化のためのプロビジョニングツールの再利用の限界が強調され、Ullinkは、Digital.aiが完全に自動化されたセルフサービスデプロイ、ユーザーの役割と権限のきめ細かな制御、および既存のツールとの統合に関する要件を満たしていることが分かりました。

Digital.aiのユーザーフレンドリーなグラフィカルインターフェイスはUllinkにとって大きな変革をもたらし、さまざまな技術的背景を持つチームメンバーが技術的なスクリプトを必要とせずにソフトウェアをデプロイできるようになりました。この使いやすさは、ソフトウェアデリバリープラットフォーム全体を再構築するための基礎としてDigital.aiを採用するUllinkの決定に役立ちました。

Digital.aiを導入することの利点は明白かつ重要でした。

– デプロイ時間は大幅に短縮され、デプロイあたり30分〜5時間から平均10分に短縮

– デプロイ数が2倍になり、毎4,000超の変更がUAT環境と運用環境全体に自動的にデプロイ

– 運用環境でのエラー率はゼロとなり、以前の月あたりのエラー率1~2件から大幅に改善

Digital.aiによるUllinkの変革は、単なる自動化に関するものではありませんでした。それはソフトウェアデリバリーシステムの完全な見直しでした。新しいプロセスによりボトルネックが解消され、環境と構成が標準化され、デプロイプロセスの統一されたビューが提供されました。これにより、会社の成長と顧客の要求に対応できる、より効率的でエラーのない本番環境が実現しました。

Ullinkのカスタマーサービスおよび運用担当CTOであるJonathan Berdan氏は、「Digital.aiを導入してから6力月以内に、デプロイ能力が月あたり2,000件未満の手動デプロイから4,000件を超える自動デプロイに倍増しました。そして本番環境にはエラーがありません」と述べ、この結果に満足の意を表明しました。Digital.aiがUllinkの運営に与えた影響は多大で、Ullinkはこれまでよりも迅速かつ確実にアプリケーションと機能をクライアントに提供できるようになりました。

出典:Digital.ai